独自材料「MBS-RXAシリーズ」 ダイヤメット
- スイッチング電源
- 回路
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利用シーン
ダイヤメットの合金系圧粉コアおよびTMC向けトランスは、高周波・高電力密度化が求められる次世代電源用途を主なターゲットとしています。
近年、AIデータセンタ、通信機器、産業機器、車載・モビリティ分野では、電源の小型化・高効率化・高出力化が急速に進んでいます。一方で、従来のフェライトコアでは磁気飽和や発熱、サイズ増大が課題となり、高電力密度設計の制約要因となっていました。
ダイヤメットの合金系圧粉コアは、低透磁率かつ高飽和磁束密度という特長を活かし、TMCのようなON-ON/ON-OFF動作を伴う回路に最適です。磁束が重畳する特殊動作においても高い飽和余裕を確保できるため、高周波・大電流条件下でも安定した動作を実現します。
現在は、1.6kWおよび3.3kWクラスの絶縁型DC-DCコンバータ向けトランスを中心に試作・評価を進めています。さらに、AIデータセンタ向けPoLコンバータ(48V→1V/150A)や、800V HVDCラック電源など、次世代電源用途への応用展開も推進しています。
また、トランス単体だけでなく、共振インダクタやリアクトル用途への展開も可能であり、LLCコンバータやPSFB、ハーフブリッジ非対称PWM回路など、幅広い電源トポロジーへの適用を想定しています。 -
製品の特徴
ダイヤメットの合金系圧粉コアおよびTMC向けトランスは、高飽和磁束密度・低損失・高周波対応を実現する磁性材料技術をベースに開発されています。
最大の特長は、低透磁率材料でありながら、高い磁束密度領域まで安定して使用できる点です。従来の高透磁率フェライトでは、ON-ON動作や非対称PWM制御時に磁気バイアスが発生しやすく、磁気飽和回避のため大型コアが必要でした。ダイヤメットの合金系圧粉コアは、高い飽和磁束密度により磁気バイアス耐性を向上し、小型化と高効率化を両立します。
さらに、TriMagiC Converter™では、ON-ON/ON-OFF動作により磁束変動ΔBを低減できるため、コア損失を大幅に抑制できます。これにより、高周波駆動時でも低発熱・高効率を実現し、電源全体の小型化に貢献します。
ダイヤメットでは、「MBS-RA6」「MBS-RXAシリーズ」など、用途に応じた材料ラインナップを展開しています。MBS-RA6は高透磁率を持つ標準グレード材料であり、MBS-RXAシリーズは低損失特性をさらに向上した次世代材料として開発を進めています。
| 特記事項 | コア単体供給だけでなく、トランス設計・試作・最適化まで一貫対応が可能です。平面トランスや銅板二次構造など、高電流用途向けカスタム設計にも対応し、お客様の仕様に応じた最適な磁気部品ソリューションをご提案します。 |
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