RICOS Lightning RICOS
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- AIアプリケーション
- 生産・設計プロセスの効率化
- シミュレーション
- AI関連
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ターゲット
RICOS Lightningは、シミュレーションにかかる時間とコストを大幅に削減したいと考える、製品設計・開発プロセスにおける初期段階の検討を担うエンジニアの皆様に向けたソリューションです。特に、自動車、電子機器、エネルギー、都市インフラなど、多様な分野で流体・熱流体解析を必要とする設計部門・CAE部門に最適です。また、シミュレーションの専門知識を持たないユーザーでも直感的に操作できる点から、設計・解析担当のエンジニアに加え、企画・研究開発から製造現場、営業など幅広い部門での活用が期待されます。
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利用シーン
本製品は、流体・熱流体解析をはじめとする多様な流体シミュレーションに対応しており、自動車の空力性能、車室内の気流、電子基板の冷却設計、プラントや都市空間の空調設計、さらにはバッテリーの冷却や加熱炉の熱分布解析など、幅広い場面での活用が可能です。特に、設計初期段階において短時間で多数の評価パターンを検討する必要があるケースや、試作前の性能予測を迅速に行いたい場面で真価を発揮します。
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製品の特徴
RICOS Lightningは、独自開発のAIアルゴリズム「IsoGCN」を用いて、従来数日を要していた流体シミュレーションを10~20分で予測可能にします。物理現象の特性を反映しながら、複雑な三次元形状にも対応可能なこのアルゴリズムは、既存のシミュレーション工程を代替し、抜本的な高速化を実現します。また、直感的な操作性を備えており、解析の専門知識を持たない設計者・デザイナーでも容易に利用できます。さらに、シミュレーション結果の信頼性の高さから、設計検討の幅を拡げ、製品性能向上にも貢献します。
導入企業では、AIによるシミュレーションの代替により、ソフトライセンスや計算資源の使用量を削減し、HW/SW全体の投資額を50〜80%削減、さらに、外注人件費を60〜80%削減できたことで、1モデル当たりの計算コストが90%以上削減されたという事例も報告されています。
特記事項 | 現在、スズキ株式会社様およびマツダ株式会社様との間で本製品の検証が進行しており、ダイキン工業株式会社様にも導入されました。その他にも国内外の自動車メーカーや電子機器メーカーと連携した取り組みが始まっています。 |
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