オムロン サイニックエックス
https://www.omron.com/sinicx/- 国内出展者
- リアル展
- TECHNO-FRONTIER 2025
- 第5回 工場内のデジタルトランスフォーメーション(DX)展
- ブース番号

オムロン サイニックエックス(OMRON SINIC X:OSX)は、近未来の社会から必要とされる革新技術を創出し、それらの社会実装を目指す研究開発拠点として、2018年に東京・本郷の地で立ち上がりました。
私たちは、オムロンの経営の羅針盤である「SINIC理論」の未来シナリオから、現在を見据えたバックキャスティングにより、ありたい未来を超具体的に描く近未来デザインの創出に取り組んでいます。このミッションを実現すべく、AI、ロボティクス、インタラクション技術を中心に、多様な分野の最先端技術のトップ人財が集結し、“最先端技術獲得”・“技術発信”・“仲間づくり”を世に先取りし、非連続な革新技術の創出に日々挑戦しています。
近年注目を集めている“Physical Intelligence”。OSXでは身体性と五感を有するAIエージェントと捉え、研究開発に取り組んでいます。その研究内容から、今回の展示では2つをご紹介します。
私たちは、これらの技術を進化させ、ともに社会的課題を解決していくパートナーを探しています。
最先端技術のトップ人財であるOSXの研究者と直接議論しながら、未来を一緒にデザインしませんか?
オムロングループと共に新しい価値を生み出す仲間を心よりお待ちしております!
出展製品
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DcX(Decentralized X:非集中学習)
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製品の特徴
複数のAIモデルを統合することで、AI開発期間を短縮し精度を向上させる技術です。従来のAI開発では、十分な量のデータを一箇所に集約し学習させる必要があります。近年、個人情報や機密情報など秘匿性の高いデータをAIモデルで扱ったり、それらのデータから専用のLLMを構築したいニーズが高まっています。しかし、それらのデータを十分に集めるには多くの時間を要したり、一箇所に集めることが困難であるという課題から、精度の高いAIモデルを開発することが難しいケースがあります。
DcXは、データの代わりに現場で学習したAIモデル同士を統合することによって、AIの性能を高めることができます。さらに、異なるAIモデルであっても統合可能な独自のアルゴリズムにより、データを全て集約することなく、高い精度のAIを短期間で開発でき、AI開発の生産性を向上させることができます。
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製品の特徴
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電動義手「PLEXUS Hand」
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製品の特徴
電動義手「PLEXUS Hand」は、手の中で物を持ち替える「In-hand manipulation」を、わずか4つのモータで実現し、多様な把持動作が行える次世代型の義手です。その重さは、わずか311gです。特に親指に着目し、その動作軸を最適化することで、従来の義手では困難だった指先同士で繊細に『つまむ』持ち方から、親指の指先と人差し指の側面で『挟んで固定する』持ち方への物体のシームレスな移行を可能にしました。人の手のような巧みな物体操作を追求しながら、実用性と装着性を兼ね備えた義手として、義肢装具の未来を切り拓く一歩となることを目指しています。
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製品の特徴