TECHNO-FRONTIER 2025 ロゴ

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会 期
2025年7⽉23⽇(水)〜25⽇(金)
会 場
東京ビッグサイト 西1・2・3・4ホール

島根大学NEXTA

https://tatara.shimane-u.ac.jp/
  • 国内出展者
  • リアル展
  • TECHNO-FRONTIER 2025
  • 第43回 モータ技術展
  • ブース番号 1-T06

アモルファス金属を知っていますか?アモルファスとは、ラテン語で「形のある」という意味の「モルファス」に否定の「ア」をつけて、「形のない」という形容詞になります。これは、原子構造は液体のようになランダム状態でありながら固体であることに由来します。このユニークな構造のおかげで、磁気的に非常に柔軟な性質を持ちます。つまり、磁界の変化に敏感に反応し、磁界のスムーズな通り道として機能します。このような性質はトランス、インダクター、モーターなど電磁力を用いて、エネルギーを変換するデバイスの鉄心(コア)に適した性質と言えます。磁気的な軟らかさのおかげで、エネルギー変換効率も上がり、非常にエコ性能に優れた材料として認知されています。ただ、このアモルファス金属は、材料的には非常に硬く、難加工材料という側面も持っています。モーターコアは複雑な形状が多く、打抜き加工を行いたいことから、難加工性を克服し、効率的な加工を目指しています。次世代たたら協創プロジェクトでは、島根大学NEXTAを中心に材料メーカー、材料加工、材料評価企業の共同体を組織して、加工の難題に取り組むとともに、アモルファスモーターの魅力が最大限に活かされるフィールドの探索を続けています。高速回転、低発熱、高効率によりユニット全体の省スペースやバッテリー駆動機器への応用を視野にドローンモーターやダクティッドファンモーターの紹介を行っています。

出展製品