日本原子力研究開発機構 核燃料サイクル工学研究所
https://rdreview.jaea.go.jp/seeds/3_2.html- 国内出展者
- リアル展&オンライン展
- INCHEM TOKYO 2025
- 「シン・インケム~ベンチャー&アカデミア~」ゾーン
- ブース番号 5-SI06

■ 様々な官能基の合成による高い選択的吸着性
目的に応じた官能基の合成技術により、レアメタル、重金属、貴金属などを“狙い撃ち”する吸着材を開発しました。必要な金属を効率的にキャッチし、資源回収・環境対策に革命的なソリューションをもたらします。
■ 有機フッ素による優れた耐薬品性
強酸・強アルカリといった苛酷な環境にも屈しない耐薬品性を実現しました。有機フッ素を巧みに配位させた独自構造が、従来材料では不可能だった耐久性と安定性を確保します。
■ 合成例や実証データの提示
酸溶液や有機溶媒中における吸着率等の性能を数値化しました。各合成プロセスの事例紹介とともに、信頼できる技術としてご納得いただける裏付けをご提供します。試作品も展示し、実物にてその完成度をご体感いただけます。
■ “貴社専用設計”への対応
本技術は、処理対象・運用環境に応じて自在に設計可能です。抽出材の構造・機能をゼロからカスタマイズし、課題解決に最適な一手をご提案します。ご要望に応じた共同開発も承ります。
出展製品 | ◎金属を選んでつかまえる高性能吸着材 日本原子力研究開発機構(JAEA)と茨城大学の共同研究により生まれたこの新材料は、“選択性”と“耐久性”を両立する、次世代の吸着テクノロジー”を実現しました。 特徴は、ベンゼン環に有機フッ素と官能基の両方を配位させた独自構造です。用途に応じて官能基を自在にカスタマイズできるため、レアメタル・貴金属・重金属を狙って、選択的かつ高効率で的確に吸着します。 しかも、酸・アルカリなどの厳しい環境下でも吸着性能はほぼ劣化せず、長期間安定します。従来困難だった「耐薬品性×高選択性」の両立を可能にしました。 本材料は水にも油にも溶けないため、どんな環境でもその性能を発揮します。そのため、分離・回収プロセスの信頼性を飛躍的に向上させます。 資源循環・環境浄化・製造効率化など、さまざまなフィールドでの展開が期待されるのが、この材料です。金属回収の常識を覆す、新たなスタンダードになる可能性があります。 |
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